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東芝グランドコンサート2010

プロフィール

ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団

Royal Stockholm Philharmonic Orchestra

ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
1902年、創設。
作曲家トゥール・アウリーンによって組織されたストックホルム演奏協会が母体となり、57年にストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団と名称を変更。

92年に「王立(Royal)」を冠し、「ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団」(RSPO)と名乗るようになった。

これまでに、ゲオルク・シュネーフォイクト、ヴァーツラフ・ターリヒ、フリッツ・ブッシュ、カール・ガラグリー、ハンス・シュミット=イッセルシュテット、アンタル・ドラティ、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー、ユーリー・アーロノヴィチ、パーヴォ・ベルグルンドといった、そうそうたる指揮者たちが在籍。

さらに、アルトゥーロ・トスカニーニ、ブルーノ・ワルター、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、ラファエル・クーベリック、ヘルベルト・フォン・カラヤン、ロリン・マゼールなどの、伝説的な指揮者らを客演に迎えてきた。

2000年から2008年までは、首席指揮者兼芸術顧問にアラン・ギルバート(2009年シーズンよりニューヨーク・フィルの音楽監督に就任)を迎えて海外ツアーを数多く行い、国際的な地位を高めた。

2008年シーズンからは、サイモン・ラトルの後継者として呼び声の高い、サカリ・オラモが首席指揮者兼芸術顧問を務めている。

ここ数十年、RSPOは、古典的なレパートリーの再興と拡大の為に、現在国際的に活躍する作曲家たちの作品をさらに深く掘り下げて紹介する、「作曲家の音楽祭」を行なっている。

2006年には、今後注目すべきスウェーデン出身の作曲家を毎年紹介する、「作曲家の週末」と呼ばれる春のフェスティバルを創設し、国際的に高い評価を獲得した。

RSPOが活動の本拠地とするのは、スウェーデン・ストックホルムの中心に位置するストックホルム・コンサートホール(1926年落成)。毎年、RSPOが演奏することでも知られる「ノーベル賞授賞式典」をはじめ、「ポーラー音楽賞」授賞式、その他公式行事の際に使用されている。

最近の録音の中では、ウラディーミル・アシュケナージとのシベリウス交響曲全集とともに、アラン・ギルバートとマーティン・フロストによるクリストファー・ラウスの作品集がある。

2009年春には、サー・ジョン・エリオット・ガーディナーとの「2008年のノーベル賞授賞式コンサート」がメディチTVからDVD化された。
秋には、タン・ドゥンの「ウォーター・コンチェルト」と「ペーパー・コンチェルト」がオーパス・アルテからDVD化される。

2010年には、ソニー・クラシカルからサカリ・オラモ指揮のシューマン交響曲集が発売される予定である。

(C)MATS LUNDQVIST


サカリ・オラモ (Sakari Oramo)

ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団 首席指揮者兼芸術顧問

サカリ・オラモ
1965年、フィンランド生まれ。

優れたヴァイオリン奏者であったオラモは、もともとフィンランド放送交響楽団(FRSO)のコンサートマスターであり、シベリウス・アカデミーでヨルマ・パヌラに指揮を師事していた。
指揮コースを終えた1年後の1993年、体調を崩した指揮者の代役を急遽引き受けたコンサートを大成功に収め、副首席指揮者に就任。
2003年9月より、同オーケストラの首席指揮者に就任した。

イギリスのバーミンガム市交響楽団(CBSO)の首席指揮者、および芸術アドバイザーとして、1年間大活躍をみせたオラモは、1999年9月にCBSOの音楽監督にも任命された。

CBSOとの10シーズンでは、世界各地でツアーを行い、2001年にはルーマニアの首都ブカレストを訪れ、ジョルジュ・エネスク国際音楽祭に出演。
ルーマニアの音楽誌「Actualitatea Scala」より、「エネスク作品の優秀な演奏」に対して賞を授けられた。

彼が選ぶプログラムにはフィンランド生まれというバックグラウンドだけでなく、アーノルド・バックスやフランク・ブリッジ、エドワード・エルガー、ヴォーン・ウィリアムズ、ウィリアム・ウォルトン、コンスタント・ランバートといったイギリス伝統の作曲家作品への探究が反映されている。

2003年5月にCBSOの新しい音楽祭、「フルーフ」の芸術監督となる。
2004年6月、バーミンガム市の音楽生活への大きな貢献に対して同市セントラル・イングランド大学より名誉博士号を授与された。

2008年には、エルガーと彼の音楽に対する評価を高めたとして“エルガー・メダル”を受賞。

現在、FRSOの首席指揮者であり、同じくフィンランドのコッコラ・オペラの首席指揮者を務める。

2008/09年シーズンから、スウェーデンのロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者及び芸術顧問に就任した。

1999年から2008年までCBSOの音楽監督として大成功を収めた後、2008/2009年シーズンより首席客演指揮者となる。2009年、オラモはバーミンガム市交響楽団時代の音楽的な功績を認められ、エリザベスⅡ世より名誉大英帝国勲章を授与された。

これまでに、ニューヨーク・フィル、オスロ・フィル、ハンブルク北ドイツ放送響、ベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管など、一流オーケストラを定期的に指揮している。

今後の主な予定としては、ボストン響、エーテボリ響、シュターツカペレ・ドレスデン、パリ管への客演や、2010年4月のヨーロッパ室内管弦楽団とのヨーロッパ・ツアーなどがある。

(C)Adrian Burrows


諏訪内晶子 (Akiko Suwanai)

ヴァイオリン

諏訪内晶子
東京生まれ。
1990年最年少でチャイコフスキー国際コンクール優勝。
翌年秋からニューヨークへ留学。

桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース修了。
文化庁芸術家在外派遣研修生としてジュリアード音楽院本科、およびコロンビア大学に学んだ後、同音楽院修士課程修了。
国立ベルリン芸術大学でも学んだ。

ボストン響、ニューヨーク・フィル、フィラデルフィア管、バイエルン州立歌劇場管、パリ管、ベルリン・フィルなど数々のオーケストラと共演。
また、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン、マールボロ、ロッケンハウスなど国際的な音楽祭にも数多く出演している。

2007年9月には、ペーター・エトヴェシュ作曲の新作ヴァイオリン協奏曲をピエール・ブーレーズ指揮ルツェルン・フェスティバル・アカデミー管とルツェルン・フェスティバルにて世界初演。
2008年9月には、同協奏曲をペーター・エトヴェシュ指揮NHK響と共に、日本で初演した。

近年、日本においては、2007年5月にクリストフ・フォン・ドホナーニ指揮ハンブルク北ドイツ放送交響楽団、7月にパーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマー・フィルハーモニー管弦楽団、11月にクリストフ・エッシェンバッハ指揮パリ管弦楽団、2008年2月にはユーリ・バシュメット指揮モスクワ・ソロイスツ合奏団と日本ツアーで初共演を果たしている。

さらに、2009年11月にはトゥガン・ソヒエフ指揮トゥールーズ・キャピトル管、2010年11月にはワレリー・ゲルギエフ指揮ロンドン響との共演が予定されている。

レコーディングにおいては、デッカ・ミュージック・グループとインターナショナル・アーティストとして専属契約を結んでおり、12枚のCDをリリースしている。

著書に「ヴァイオリンと翔る」(NHK出版)がある。

使用楽器は、日本音楽財団より貸与された1714年製作のストラディヴァリウス「ドルフィン」。

(C)Universal Music Photo; Shintaro Shiratori


アリス=紗良・オット (Alice Sara Ott)

ピアノ

アリス=紗良・オット
1988年、ミュンヘン生まれ。
ヨーロッパ、日本の主要コンサートホールにおける演奏により、その実力を高く評価されている。

13歳にして浜松国際ピアノ・アカデミー・コンクールで、モスト・プロミッシング・アーティスト賞を受賞。その2年後には、イタリアのシルヴィオ・ベンガーリ国際ピアノ・コンクールにて、最年少の最優秀賞に輝いた。

2000年より、ザルツブルグのモーツァルテウム音楽大学にてカール=ハインツ・ケマリンク教授に師事。

2005年には、チャイコフスキーのピアノ協奏曲をアヌ・タリ指揮札幌交響楽団と共演。その演奏が高く評価され、すぐに再公演の依頼を受ける。

2006年4月には、ピアニスト・中村紘子の招待を受け、10年にわたった「ピアノ100」シリーズの記念すべき最終シリーズの開幕ピアニストとして登場。
ヨーロッパにおいては、同年、デイヴィッド・ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団にデビューを果たす。

近年は、読売日本交響楽団、キエフ国立フィルハーモニーと出演したコンサートが完売となる人気ぶりをみせる。ドイツの有力音楽誌「フォノ・フォーラム」は、「2007年のライジング・スター」にオットを選出。

ソロ活動に加え、室内楽奏者としても、ハイムバッハ、チューリッヒ音楽祭、ダボス音楽祭、シュヴェツィンガー城音楽祭など、各地の音楽祭に定期的に出演し、ラルス・フォークト、グスタフ・リヴィニウス、タチアナ・マズレンコ、ペーター・サドロらと共演。

ソロとしては、ルール・ピアノ音楽祭、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、メッケルンブルク・フォアポンメルン音楽祭、ブルンスヴィヒ・クラシック祭などでリサイタルを開催。

2009/2010年シーズンは、ルーヴル美術館オーディトリウム、ベルリン・アドラー・シリーズ、ウィーン・コンチェルトハウス、ブリュッセル・ボザール・ライジングスターズ・シリーズでのリサイタルに加え、パーヴォ・ヤルヴィ指揮シンシナティ響、パブロ=ヘラス・カサド指揮サンフランシスコ響、ロビン・ティチアーティ指揮デンマーク国立放送響、サカリ・オラモ指揮ロイヤル・ストックホルム・フィル、アラン・ブリバイェフ指揮ハンブルク北ドイツ放送響、トーマス・ヘンゲルブロック指揮ミュンヘン・フィルとの共演が予定されている。

2008年4月より、ドイツ・グラモフォンと専属契約を結んでいる。デビュー・レコーディングであるリストの「超絶技巧練習曲集」は、同年11月に日本で発売された。

2009年10月には、セカンドアルバム「ショパン:ワルツ全集」をリリース予定。

(C)Felix Broede/DG



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