山形スクリーム

完成記者会見の模様2009.08.07 UP

山形スクリーム_完成記者会見

8月1日(土)より公開中の映画「山形スクリーム」の完成記者会見が、7月23日(木)都内ホテルにて行われ、監督の竹中直人さんをはじめ、主演の成海璃子さん、沢村一樹さん、AKIRAさん、マイコさんが登壇した。

作品概略

学生の頃から数えると映画作り30年、映画「無能の人」(1991年)で監督デビューを果たした竹中監督作品、第6作目となる列島絶叫のホラー・コメディー。落ち武者の里として知られる山形県の御釈ヶ部 (おしゃかべ) 村で、女子高生が甦ってしまった落ち武者の一人に恋をされてしまう、愛あり、友情あり、そしてバトルあり! 愛と友情と勇気の感動狂編だ。

あいさつ

左から、マイコさん、沢村一樹さん、竹中直人監督、成海璃子さん、AKIRAさん
左から、マイコさん、沢村一樹さん、竹中直人監督、成海璃子さん、AKIRAさん

竹中直人監督
皆さんこんにちは、山形スクリーム監督の竹内正人です。あ、ちょっぴり上がってしまって自分自身の名前を間違えてしまいました。最高のスタッフとキャストで一生懸命撮りました。今日はよろしくお願いいたします。
成海璃子さん
岡垣内美香代(おかがいとみかよ)を演じました成海璃子です。よろしくお願いいたします。
沢村一樹さん
初めてのゾンビ役ということで、いろいろプレッシャーもありました。(竹中監督を見ながら)横にいるこういう派手な人が監督だということもありまして、どういう現場になるのかと最初はハラハラドキドキしていたんです。けれど、すごく楽しい作品に仕上がりました。8月1日から公開になります。ぜひ応援してください。よろしくお願いします。
AKIRAさん
この度、与藻須賀三太郎(よもすがさんたろう)を演じさせていただきましたAKIRAです。走って、騒いで、逃げて、ものすごくダサく、愛嬌のある役を演じさせていただきました。
マイコさん
勝海子(かつかいこ)を演じました、マイコです。今日はよろしくお願いいたします。

コメント

【竹中直人監督】
竹中直人監督
Q:今回ホラーコメディーに挑戦されたきっかけを教えてください
旧知のプロデューサーさんから「ホラーを撮ってみないか」と声を掛けられたのがきっかけです。僕はホラーが好きで、いつかホラー・コメディーを撮ってみたいという思いがずっとあったんです。やっと、(気合の入った声で)「満を持して!」っていう感じですね。

Q:キャスティングでこだわった点を教えてください
「山形スクリーム」は登場人物が多いですが、映画はキャスティングだと思っているので完ぺきなキャスティングにしたいと思っていました。完ぺきに理想のキャスティングができました。皆さん忙しいスケジュールの間をぬって、「(声色を変えて)よくぞ集まってくれた!」本当にうれしかったです。

Q:撮影場所に山形を選んだ理由を教えてください
女子高生と落ち武者の話を作ろうと決まったときに、女子高生が歴史研究で森の中に入っていく感じがいいなと思いました。山形には庄内地方にひろがる出羽三山もありますし、落ち武者伝説にはいい感じでつながるかと。それと、東北地方の「(訛りを出しながら)ズーズー弁っつうのが、ホラー・コメディーに合うなっていうのも、つながったんだ」

山形はここ数年、綾瀬はるかさんの「ICHI」や本木雅弘くんの「おくりびと」など、たくさんの映画作品が撮られていて、映画にとても協力的だと聞きました。コメディーといってもホラーですから夜が舞台になることが多く、だいたい朝から次の日の朝まで撮影しているんです。そうすると「うっせーな」とか言う声が近所から聞こえてくると大変じゃないですか。でも、山形はそういうことが一切ないって聞いていたんです。

ロケ現場近くに住む家族の話をする竹中監督
(ロケ現場の近くに住んでいた)家族たちは大変だったんですよ。お父さんは「『寝れねーや、こんなうるさくちゃ寝れねーや』『あんた抑えて、あんた抑えて、我慢して、映画の都として山形が新しく生まれ変わろうとしてるんだから、あんた我慢してー!』」なんてことなかったみたいですけれども、本当に皆さん協力的だということを聞いていたので、それが決め手になりました。

Q:山形の自然について教えてください
すごかったですよ。10日や、1ヶ月くらいかけてロケハンに行ったんですが、広すぎて撮影場所を選ぶのに時間がかかりました。ただ、夏の撮影はセミやカエルの声などが大変だと聞いていたんですよ。撮影と同時録音でやってますから、録音部としてはセミやカエルの声が入ると大変なことになります。ところが、セミもカエルも協力的で(笑)。

撮影が終わってから田んぼにあいさつしに行ったんです。「カエルさん、カエルさん」と言ったら、でかいカエル1匹だけ恥ずかしそうにス~ッと現れて「ありがとな」と言ったら、小さな声で「うん」て。「今お前、うんって言ったか! うんって言ったか!」って言ったら、すごく恥ずかしそうに去っていって、途中で止まってね、振り返ろうとしたんですよ。でも、カエルには首がないから全身で振り返って「うん」って去っていったのがかわいかったです。

Q:合宿生活を送ったときのエピソードを教えてください
AKIRAは撮影が終わってから、三太郎という役を気に入って自分の衣装を持って帰ったというのを聞いてすごくうれしかったです。沢村さんのことは、日本のジェレミー・アイアンズだと思って映像を撮り続けていました。
【成海璃子さん】
成海璃子さん
Q:完成した作品を見た感想を教えてください
映像になったらどんな感じになるのか撮影中には全然想像はできなかったんですが、初めて出来上がったものを見たときに、すごく愛がある作品だなって思いました。うれしかったです。

Q:昨年撮影中に誕生日を迎えたそうですが、なにかありましたか
山形ロケの最終日に、バーベキューをしていたときケーキが出てきてお祝いしてもらいました。

Q:監督から演技についてなにか指示はありましたか
個性的で変わった登場人物が多い中で、自分の役(美香代)は唯一普通の存在としていなきゃいけなかったんです。現場ではAKIRAさんやマイコさんが監督にこういう感じにしようよとか、こうしてくださいとか言われていましたが、私がよく言われたことは、もっと驚いて、もっと目を見開いてということが多かったですね。

Q:この撮影に携わった1年間で成長したと思えることはありますか
自分では成長しているかと言われてもよく分からないですね。いつかのことではなく、今が大事なので今を本気でがんばっているつもりです。
【沢村一樹さん】
沢村一樹さん
Q:落ち武者役で苦労した点はありましたか
みんなに現場の話を聞くと、すごく楽しい楽しいっていう話を聞くんです。けれども、山形は記録を持っているくらいの暑いところで、夏場大変だったんです。(映画を)ご覧になっていただければ分かると思いますが、僕がかかわっている場面は映画の中でも毛色が違うシーンなんです。

装備がとても大変で、(演じた役の)葛貫(つづらぬき)はときどき空に舞い上がることがありまして、その準備や衣装を着るだけで50分くらいかかりました。そのときちょうど、おなかの具合があまりこう、芳しい状態ではなく…。せっかくなんで映画の宣伝を兼ねて伝説を作ろうかというエピソードがあったくらいです(笑)。残念ながら伝説を作るには至らなかったんですけれども、そこはがんばりました。

Q:特殊メイクをされた感想を教えてください
竹中監督の中にゾンビのイメージがしっかりあったようで、色合いですとか細かいところまで指示されていましたね。最初は2時間くらいかかっていましたが、後は1時間ちょっとくらいで出来ていました。メイクに約1時間30分、衣装を着るのに30分近くかかりましたが、その間にゾンビという役の気持ちを作りやすかったので、ある意味メイクの時間が僕の中では助かりました。

Q:合宿生活を送ったときのエピソードを教えてください
「エロ男爵」をあんなに長い間封印したのは、初めてだなというくらい役に集中していました。AKIRAとは現場で2回くらいしか会ってないし、落ち武者が本番中に汗をかくのはおかしいじゃないですか。僕はできるだけ動かないようにしていて落ち武者の格好をしているときはほとんど誰とも口をきいていないんです。

AKIRAとは、EXILEのコンサートが見たいなと思いチケットを取ってもらおうとお願いしたときに、ほぼ始めて話したような感じです。(コンサートのときに)腹筋を触らしてもらったんですけれども、卵が6つ入っているみたいな腹筋でした。

僕、下心があってマイコさんを食事に誘ったんですけれども、現場の話を伺ったら「私、上手に水がかぶれなくて」ってすごく落ち込んでいたんですよ。本編を見たらすごく上手に水をかぶれていたので、水を上手にかぶれなくて落ち込む現場ってどんなんだったんだろうと思いました。
【AKIRAさん】
AKIRAさん
Q:撮影中にハプニングが起きたそうですが
暑さとライトで頭が焼けました。落ち武者と対面して怖がるシーンなんですけれども、僕の頭から煙が出ていて「(落ち武者役の竹中監督をマネた声色で)おい、なんかわかんねえけど、煙が出てるぞ」って(笑)。とにかく、現場はテンションを求められたので、テンション、テンションとにかくテンション高くという感じでパワフルな現場でしたね。

Q:「山形スクリーム」に出演すると話したときのメンバー(EXILE)の反応を教えてください
一人一人の個人活動をメンバーは応援してくれるので、今回も「がんばってこい」と、心から応援してくれましたね。
(メンバーの)5~6人は映画を見てくれました。かなり絶賛してくれて、笑いのテンポ感であったり、音楽、ファッション、いろいろなものが映画の中に盛り込まれているので、エンターテインメントを追求しているEXILEのメンバーは感動してくれてました。

Q:合宿生活を送ったときのエピソードを教えてください
沢村さんと現場で会ったのは2~3回くらいで、あまり話ができなかったんです。背丈が同じくらいの俳優さんとお芝居をしたのは初めてでした。(EXILEの)ライブの後、楽屋に来てくれて「AKIRA腹筋すごいね~」とライブのことよりも腹筋をほめられたことがすごく印象的でした。すごくよくしていただいていい思い出が残っています。

竹中監督は本当に大先輩なんですけれども、自分はビビビッときた人です。すごく大好きで現場でのやり取りの一瞬一瞬が楽しくて、毎日が楽しくて学んだ部分や思い出がたくさんあります。完全に竹中さんワールドにハマっています。

演じた与藻須賀三太郎と別れるのが寂しすぎて、持ち帰った衣装をたまに着て「なんだ、おめえ寂しいんだ、ほお~」なんて一人でやっています(笑)。
【マイコさん】
マイコさん
Q:今回の役はこれまでとは違って、新しいマイコさんの女優面の発見になったと思いますがいかがですか
そうですね、勝海子という役はとにかくハイテンションなので現場でテンションを上げるのが大変だったんですけれども、山形の現場はとても楽しかったので自然とテンションがどんどん上がっていきました。でも実は、このキャラクターは自分の素にとても近かったりするので楽しく演じることができました。

Q:普通であれば「うお~」というところを「ちんすこう~」と叫んだ感想を教えてください
勝海子ならちんすこうだなって思ったんですけど、偶然にも私ちんすこう好きだったのでいい言葉だなと思いながらやらせていただきました。

山形スクリーム_フォトセッション

竹中監督の「山形~~」という掛け声に続けて登壇者全員で「スクリ~ム!!」と叫び、笑いと活気にあふれた会見は終了した。

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