ディートリッヒ~生きた 愛した 永遠に~

製作発表記者会見2010.01.16 UP

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(左から)麻尋えりかさん、宮川浩さん、花總まりさん、吉田都さん、和央ようかさん、
鈴木綜馬さん、今陽子さん、桜木涼介さん


和央ようかさんの主演舞台「ディートリッヒ 生きた 愛した 永遠(とわ)に」の製作発表が、1月14日(木)都内のホテルにて行われました。
冒頭、本作品の音楽監督を務める宮崎誠さんによるエレクトーン演奏で「リリー・マルレーン」が披露され、会見が始まりました。続いて、和央さんをはじめとするキャストの方々が登壇。鈴木綜馬さん、花總まりさん、宮川浩さん、桜木涼介さん、麻尋えりかさん、今陽子さん、英国ロイヤルバレエ団でゲストプリンシパルとして活躍中のバレエダンサー吉田都さん、演出を手掛ける釜紹人さんが順に紹介されました。

和央さん&吉田都さん

(左写真)和央ようかさん; (右写真)吉田都さん(左)と和央さん(右)

公演概略

およそ1年半ぶりに舞台に復帰する元宝塚・宙組トップスターの和央ようかさん。本作「ディートリッヒ 生きた 愛した 永遠(とわ)に」で、伝説の女優、マレーネ・ディートリッヒ役に挑みます。ディートリッヒの交友関係、中でも最も親しかったと言われる歌手、エディット・ピアフを中心としたエピソードや映画スターとしての光と影が、名曲の数々を散りばめながら描かれます。

3月12日(金)~28日(日)東京・青山劇場に続き、4月3日(土)~4日(日)大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。

登壇者あいさつ

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演出家 釜紹人さん
この作品を演出するにあたり、大スターであったディートリッヒも、家族の元に帰った時や友だちの前では、等身大の一人の女性だったのではないかと考え、そういった等身大の彼女の葛藤を描きたいと思っています。特に、娘としてのディートリッヒ、母としてのディートリッヒ、そして彼女を取り巻く友人達との人間関係の濃さを描くドラマとして成立させたいと考えています。
今回は、吉田都さんに出演していただけることになりました(東京公演のみ)。バレエシーンが作品の中に入ってきますので、これは皆さんに大いに期待していただけるのではないかと思います。演出プランは今、練り上げている最中です。どうぞ、3月12日から東京・青山劇場で始まる舞台をご覧になってください。
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和央ようかさん
【マレーネ・ディートリッヒ役】

20世紀を代表する大女優、マレーネ・ディートリッヒ役を演じさせていただくことに非常に興奮しております。この作品が既成のミュージカルではなく、オリジナルで、一から皆で創り上げていけるということに喜びを感じています。「ディートリッヒ」が素晴らしい作品になるように、全てのスタッフの方々と、素晴らしいキャストの皆さまと一緒に、心を込めて頑張ります。
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鈴木綜馬さん
【ゲイの衣装デザイナー トラヴィス・バントン役】

以前、「何か演じたい役はありますか?」というアンケートに、「ゲイの役を演じてみたい」と答えたことがありました。念願が叶い、とてもうれしいです(笑)。小指を立てるのか、腰をくねらせて歩くのか…と、いろいろ想いを巡らせながら、この記者会見場まで来ました。オリジナル作品を皆で創り上げていく過程も楽しみですが、同時に、これだけの(素敵な)女性がいる中で、どうしたら"ゲイっぽく"なり過ぎずに演じて、役を光輝かせることができるのか、様々なことを考えながら役作りをするのを楽しみにしています。
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花總まりさん
【ディートリッヒの親友、歌手 エディット・ピアフ役】

エディット・ピアフは、多くの方が知っている女性だと思いますが、ディートリッヒとピアフの間に深い交友関係があったという事実をご存知でない方もいらっしゃると思います。実は私も、この作品のお話をいただくまでは知りませんでした。そうした二人の絆をきちんと表現し、皆さまと力を合わせながらいい舞台にしたいと思っております。
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宮川浩さん
【ディートリッヒの恋人、ジャン・ギャバン役】

ジャン・ギャバンは誰も真似ることのできない大俳優です。"宮川浩が演じるジャン・ギャバン"をどのように創り上げるのか、自分自身楽しみにしています。最高のジャン・ギャバンを創り上げたいと思います。先日公演中に足をケガしてしまいまして、まずこのケガを治し、"本番では絶対ケガをしない!"という意気込みで頑張りたいと思います。
sakuragi
桜木涼介さん
【ボクサー、ピアフの恋人、マルセル役】

ボクサー役にしては、(自分は)ヒョロい感じがしていますが…。ダンスでは細い筋肉が求められるというか、細い筋肉になってしまいますので、今回の舞台には筋力をつけて臨みたいと思います。出演と同時に、この作品では振り付けも担当します。自分には少々荷が重いようにも感じますが、出来る限り最高の振り付けをして、また最高の演技をして、皆さんにお見せしたいと考えています。
mahiro
麻尋えりかさん
【ディートリッヒの娘、マリア役】

宝塚の大先輩、和央ようかさんの演じるディートリッヒの娘マリアを演じさせていただけることを、大変光栄に思っております。お稽古や公演を通し、和央さんの背中を見ながら多くのことを学ばせていただきたいです。そして、宝塚退団後の初舞台で、素敵な共演者の皆さまとご一緒できることをうれしく思います。マリア役を一生懸命演じさせていただきます。
kon
今陽子さん
【ディートリッヒの母、ヨゼフィーネ役】

私は歌手として、ディートリッヒの「リリー・マルレーン」や、ピアフの「愛の讃歌」「バラ色の人生」をコンサートやライブで歌ってきました。ですから、今回出演のお話しをいただいた時にはとてもうれしく思いました。素敵な楽曲が盛りだくさんなので、個人的に楽しみにしています。
"ミュージカル女優、今陽子"としては、最近、クオリティーの高い作品に連続して出演させていただいており大変うれしいのですが、どういうわけか、その半分以上の作品で"母親役"を演じております(笑)。今回は和央さんが演じる素敵な娘ができるのでとても喜んでおりますが、私、プライベートではバツイチ、独身、子どもなし、でございます(笑)。ディートリッヒの母という役を一生懸命演じたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
yoshida
吉田都さん
英国ロイヤルバレエ団 ゲストプリンシパル

この場に居るのが不思議なのですが…。このミュージカルのお話しをいただいた当初は、"私にはとても無理…"ということで、一度お断りをしました。でも、その後ロンドンで私の同僚がオペラ作品の舞台で踊っているのを観る機会があり、「こういうのもあるんだな」と思ったのです。ユネスコ平和芸術家として、"愛と平和"を踊りで表現したいと考えています。
(バレエ以外の舞台に出演することは)私にとって新しいチャレンジですが、今からとてもワクワクしています。明日ロンドンに発ち、ウィル・タケットさんに振付けをしていただくので、非常に楽しみです。
横内正さん
【ディートリッヒの友人、作家、へミングウェイ役】

(欠席のため代読)私が演じるのは、和央ようかさんが演じられますマレーネ・ディートリッヒの良き理解者で、ノーベル文学賞を受賞した文豪、アーネスト・へミングウェイです。この作品では、物語全体の語り部として登場いたします。お稽古が始まるのを楽しみにしております。

質疑応答

花總まりさん(左)と和央ようかさん(右)
花總まりさん(左)と和央ようかさん(右)
Q:和央ようかさんと花總まりさんは、宝塚時代にゴールデンコンビと呼ばれていました。今回再び同じ舞台に立つご感想をそれぞれお聞かせください。
和央ようかさん
宝塚時代にずっとコンビを組んでおりまして、それ以前にも一緒に舞台を踏んでいましたが、私が男役で、彼女(花總まりさん)が女役という形でしか接してきませんでしたから、今回の作品で女役と女役として接することに少々不安があります(笑)。女役としては彼女は大先輩なので、頑張りたいと…。ディートリッヒとピアフは大変深い交友関係を築いていたようです。私たちが長いコンビ歴の中で培った息の合ったところを、役を演じる上で反映できればいいかな、と思っています。

花總まりさん
宝塚時代には、いろいろな形で和央さんと組ませていただきました。恋人役、兄弟の役、本当は親子というのもあったんです(笑)。どんなときも2人の目標はひとつで、"いい舞台を創りたい"ということでした。今回、同じ舞台に立たせていただくので、"また一緒にいい舞台を創りたい"と考えています。

(左から)花總まりさん、吉田都さん、和央ようかさん
(左から)花總まりさん、吉田都さん、和央ようかさん
Q:皆さんがお持ちになっているディートリッヒのイメージをお聞かせください。
和央ようかさん
私は写真でしか見たことがないのですが、とても妖艶で燕尾服やパンツスーツが似合うノスタルジックな雰囲気をまとった大女優というイメージがあります。今回、出演させていただくにあたり、いろいろと資料を読んだところ、自分に正直で、様々なことと戦った人なのだということを知りました。色っぽいけれども、"ハンサムウーマン"だと思います。

鈴木綜馬さん
高校生の頃だったと思いますが、加藤登紀子さんや伊東ゆかりさんが「リリー・マルレーン」を歌われて一世風靡していた時にディートリッヒを知りました。とっても大人の女性だな、と思いましたね。

花總まりさん
燕尾服姿でタバコをくゆらせていて、格好いい人というイメージがあります。

宮川浩さん
不勉強でディートリッヒをあまり存じ上げないので、これから学んでいきたいと思います。今は、和央さんが僕にとってのディートリッヒだと思いますね!

和央ようかさん
一気にプレッシャーが(笑)。でも、そう思っていただけるように頑張ります。

桜木涼介さん
ディートリッヒは格好いい女性というイメージがあります。今回の舞台では、普段のディートリッヒの生活や生き方を振り付けでも表現できたら、と思っています。

麻尋えりかさん
強く、美しく、温かく、優しい方というのが、ディートリッヒの第一印象でしたので、和央ようかさんそのものだと思いました。

和央ようかさん
ありがとうございます! いい娘(笑)。

今陽子さん
衣装の観点から言わせていただくと、ディートリッヒは黒のパンツスーツと黒のハットが似合う人だと思います。実はそのイメージで私は「ピンキーとキラーズ」をやっていたので、まるで親戚のような感じがします。ソロになってからは、ディートリッヒが総ビーズの素敵なロングドレスを着て歌っている写真を見つけまして、それを真似して衣装を作りました。私にとってディートリッヒは、衣装の参考になっている女性でございます。

吉田都さん
とにかく格好良く、美しい女性。自身の意志を貫く強さに憧れますね。

釜紹人さん
リサーチしたところ、多くの女性が口をそろえて「ディートリッヒは格好いい」と言いますね。僕自身は、子どものころに父がディートリッヒの映画について話してくれたのを覚えているくらいです。この舞台の仕事をいただいて初めて、実際にDVDを購入して彼女の映画を観ました。

登壇者の皆さん

(左から)麻尋えりかさん、宮川浩さん、花總まりさん、吉田都さん、和央ようかさん、
鈴木綜馬さん、今陽子さん、桜木涼介さん


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