新感線☆RX「薔薇とサムライ~GoemonRock OverDrive」

製作発表記者会見2010.01.30 UP

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(左から)中島かずきさん、森雪之丞さん、古田新太さん、天海祐希さん、いのうえひでのりさん

古田新太さんと天海祐希さんがダブル主演を務める、新感線☆RX「薔薇とサムライ~GoemonRock OverDrive」の製作発表が1月18日(月)都内のホテルにて行われた。古田さんと天海さんに加え、演出家のいのうえひでのりさん、座付き作家の中島かずきさん、作詞担当の森雪之丞さんが登壇し、舞台にかける意気込みを語った。

石川五右衛門役の古田新太さん(左)と女海賊アンヌ役の天海祐希さん(右)
石川五右衛門役の古田新太さん(左)と女海賊アンヌ役の天海祐希さん(右)

公演概略

2010年、結成30周年を迎える劇団☆新感線が記念興行第一弾として、新感線☆RX「薔薇とサムライ~GoemonRock OverDrive」を上演する。2008年の「五右衛門ロック」同様、本作の作・演出・作詞を手掛けるのは、それぞれ中島かずき、いのうえひでのり、森雪之丞のトリオ。しかし、「五右衛門ロック」の続編ではなく、時代背景も人物設定も違う新展開となる。
石川五右衛門を演じるのは、劇団☆新感線の看板役者・古田新太。そして、女海賊に扮する女優・天海祐希が、凛々しい軍服姿や華麗なドレス姿を披露する。

3月18日(木)~4月18日(日)東京・赤坂ACTシアターに続き、4月27日(火)~5月13日(木)大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演される。

登壇者コメント

inoue
いのうえひでのりさん 【演出】
2年前、新宿コマ劇場が閉まる年に「五右衛門ロック」という、ミュージカルではないんですが、生バンドを入れてチャンバラをやって、歌ったり踊ったりする活劇をやったんですね。これが、僕らとしてもことのほか楽しかったんです。また、お客さんも僕らが思っている以上に盛り上がってくれまして。

今回は劇団の30周年でもありますし、あまりパッとしない世の中なので、せめて劇場ぐらいは楽しいお祭り的な雰囲気で盛り上げたいと思い、再び新感線☆RX「薔薇とサムライ~GoemonRock OverDrive」という形で上演することになりました。古田演じるところの石川五右衛門が、いろいろな所へ行って大暴れするような話です。マドンナには華のある人がいいんじゃないかと考え、名実共にビッグな女優さんである天海祐希さんをお迎えすることになりました。派手にブチ上げ、楽しい公演にしたいと思っています。

劇団の30周年記念ということではありますが、それほど感慨深いわけでもないんです。ただ、こういった大きな公演をここ10年くらいコンスタントに打たせていただけて、ありがたいと思っています。今回は、できるだけふざけたいというか、楽しみたいですね。
nakashima
中島かずきさん 【作】
今回の作品は、「五右衛門ロック」のパラレルストーリーということになっています。昔の「旗本退屈男」のようなシリーズみたいなものですね。設定が変わってもキャラクターの魅力で毎回勝負する、そういうヒーローがいてもいいんじゃないかという思いもありまして…。それに、「五右衛門ロック」が終わった時、自分の中でまだ書き足りていないという気持ちがあり、もう一本ぐらい書きたいと考えていたのです。

今回特にこだわったのは、天海さんの衣裳ですね。女海賊、男装の麗人の軍服、甲冑、そして貴婦人のドレス姿。僕が見たいものを、いかに舞台に登場させるかにこだわってストーリーを考えました。そこに、古田演じるサムライ姿の五右衛門が入るのは非常に違和感があると思いますが、そこが新感線エンターテインメントなんじゃないかと思っています。

作品の舞台は、"なんちゃってヨーロッパ"なんですが、新感線がヨーロッパを描くのは初めてなので、ビジュアル的にもかなり派手なインチキくさ~い芝居になると思います。楽しく盛り上がる、痛快娯楽音楽活劇を期待していてください。
mori
森雪之丞さん 【作詞】
劇団☆新感線に参加するのは、「五右衛門ロック」「蛮幽鬼」に続き、「薔薇とサムライ~GoemonRock OverDrive」が3作目になります。「五右衛門ロック」の時にはまだおっかなびっくりで、いのうえさんや中島さんのツボが分からなかったのですが、今では相当分かってきました(笑)。古田新太さんのことを、最近では"ふるちん"と呼べるようになりましたから、どれだけ僕が劇団に溶け込んでいるかが分かっていただけるかと。(古田さんに)ね、ふるちん!(笑) 本当に楽しく仕事をさせていただいています。

天海さんとは3年ほど前にご縁がありまして、ブロードウェイの翻訳作品でご一緒しました。今回は、より天海さんの歌の良さをたくさん出したいと思っています。ミュージカル的に面白く、男前で、そして最後には心をぐっと掴むような泣ける歌など、いろいろなパターンを書きました。天海さんにも、そして天海さんのファンの方々にも期待していただけると思います。

全22曲ですが、1曲リプライズがあります。新感線の作品なので基本はロックですが、今回は"えせヨーロッパ"ということで、ヨーロッパの香りもするうさんくさい曲を書かせていただきました(笑)。ベースにロックがありながらも、いろいろな場所に旅行ができてしまうような、そういう作品になったと思います。
furuta
古田新太さん
【石川五右衛門 役】

今回の「薔薇とサムライ~GoemonRock OverDrive」は、2年前の「五右衛門ロック」とはまた違う話になります。劇団☆新感線30周年記念公演ということですが、30周年を迎えるのはいのうえだけで、我々4人は関係ないので(笑)、いつもの公演と変わらぬ気持ちで一生懸命頑張りたいと思います。

天海さんに関しては、宝塚時代からのファンでございまして、実家にブロマイドも持っています。「パンドラの鐘」で共演した時は、あまり絡みがありませんでした。今回はがっつり絡ませていただきますので、私生活の方でもスキャンダルになるよう、頑張りたいと思いますね(笑)。

ストーリー的には、楽しくお届けできると思います。この作品を今の日本の政治と絡めて深読みできる人は、ぜひそのように読んでいただいても結構です(笑)。今回は“R”シリーズということで歌が多く、新感線のテイスト的には分かりやすい舞台になると思います。
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天海祐希さん
【アンヌ・ザ・トルネード 役】

劇団☆新感線の舞台への出演は、「阿修羅城の瞳」(2003年)以来、2回目となります。こうして書き下ろしの大きな作品に出演させていただけることを、本当に幸せに思っています。古田さんとは、「パンドラの鐘」という野田秀樹さんの作品でご一緒しているんですが、劇団☆新感線の舞台で共演させていただくのは初めてです。古田さんの存在、そしてお芝居を見ながら日々努力して、少しでも近づけるように頑張りたいと思います。

素敵な曲も書いていただいているようですが…。最初に謝っておきます、スミマセン(笑)。先にそう言っておいた方が、スタートラインが下がっていいかと(笑)。一人でも多くの方に観ていただきたいと思います。コスプレもありますので、楽しみにしていてください! (自身の女海賊姿を見て)ジョニー・デップだなと思いました(笑)! ファンの方、すみません! 

台本は、何度も笑いながら読ませていただきました。出演者の方の表情や言い回しが想像できて、面白いです。今や新感線は役者さんたちにとって、出演させていただきたい劇団の1つだと思います。私はその劇団に2回も出演させていただけてとても幸せです。出演させていただくからには、何か皆さんと1つ大きなものを作りたいですし、私も大きなものを持って帰りたいと考えています。楽しみですが、尚且つ、ものすごく試される場だとも思うので、プレッシャーを感じているところです。
cast_staff

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