アリス・イン・ワンダーランド

来日記者会見&フォトギャラリー2010.03.24 UP

(左から)ジョニー・デップさん、ティム・バートン監督
(左から)ジョニー・デップさん、ティム・バートン監督

映画「シザーハンズ」(1990)以降、長年にわたりコンビを組んでいる米俳優ジョニー・デップさんとティム・バートン監督が、最新コラボ作品「アリス・イン・ワンダーランド」のプロモーションのために来日。
3月22日(月)都内で行われた記者会見に2人揃って出席しました。デップさんは記者会見当日の午前9時頃に成田空港へ到着。空港で約50人の徹夜組を含む、1,000人あまりのファンの出迎えを受けたその足で都内の記者会見場に直行し、盟友バートン監督と共にメディアの取材に臨みました。

さらに同日、デップさんとバートン監督は、東京・恵比寿ガーデンプレイスの広場で行われたファンイベントにも参加。サインや握手を求めるファン1人1人に丁寧に応じ、大歓声を浴びていました。

概略

映画ファン待望のジョニー・デップ&ティム・バートン監督の黄金コンビ最新作「アリス・イン・ワンダーランド」。ルイス・キャロルの不朽の名作「不思議の国のアリス」と、続編の「鏡の国のアリス」の後日談的なストーリーが展開する。19歳に成長した主人公のアリスは幼少時に訪れたワンダーランドに再び迷い込み、暗黒政治の独裁者・赤の女王との戦いに巻き込まれていく。デップはアリスの再訪を待ち続けていた帽子屋のマッドハッターを演じている。
4月17日(土)から全国ロードショー。

あいさつ

来日会見

ティム・バートン監督
こんにちは、ティム・バートンです(日本語で)。私は日本を訪れるのが本当に大好きです。とても興味深く、美しい国なので面白いですね。

ジョニー・デップさん
ティムも言っているように、日本に来るのは素晴らしいことで、本当にうれしく思っています。空港でも温かい歓迎を受けて感動しました。私にとって日本は特別な国なんです。本当にありがとうございます。

インタビュー

Q:ジョニー・デップさんは今日も素敵な帽子を被っていらっしゃって、帽子がトレードマークと言ってもよいかと思いますが、今回演じられた帽子屋の役にはどのような気持ちで臨まれたのでしょうか? また、帽子はいくつ位持っていらっしゃいますか?
来日会見_ジョニー・デップ
ジョニー・デップさん
自分自身とかけ離れたキャラクターではなかったので、帽子屋を演じるのはそれほど大変なことではありませんでした。このキャラクターが自分の中に準備できていたので、やるべくしてやった役だと思っています。仰る通り帽子は大好きです。なぜなら、男性がスーツには必ず帽子を被っていた古き良き、優雅な時代を思い起こさせてくれるから。自分が持っている帽子は、5つか6つくらいですね。

Q:「アリス・イン・ワンダーランド」は、どの世代の人が観ても楽しめる作品だと思いますが、ジョニー・デップさんのお子さまたちはこの作品をご覧になられたのでしょうか? もしご覧になっていたら、どのような反応でしたか?
ジョニー・デップさん
私よりも先に子どもたちはこの作品を観ています。子どもと、その友だちのために試写会を開いたのですが、とても楽しんだようです。私の演じたキャラクター、マッドハッターについては「イカれてる!」という印象を持ったようですね。楽しい意味での"クレージー"だと気に入ってくれたみたいです。

Q:バートン監督のお子さまたちの反応はいかがでしたか?
来日会見_ティム・バートン監督
ティム・バートン監督
2歳の娘の反応が心配でしたが、“クレージー”な作品として気に入ったみたいです。彼女自身、モンスターが大好きでクレージーだからね(笑)。

Q:ジョニー・デップさんはティム・バートン監督と公私にわたって仲が良いと伺っています。これまでに仕事をされた他の様々な監督さんとバートン監督の異なる点はどこでしょうか? また、バートン監督のどこが「すごい!」と思われますか?
ジョニー・デップさん
こんな事を言ったら、ティムが恥ずかしがってここから逃げ出してしまうかもしれないけど…(笑)。ティムは本当の意味での“作家”であり、真のアーティストなんです。野心とは無縁で、非常に純粋な気持ちで芸術に取り組んでいます。情熱にあふれていて妥協がない。それは私が彼と初めて会った頃から全く変わっていません。彼と一緒に仕事をするのは、まるで家に帰ったようで居心地がよいんです。

Q:ティム・バートン監督は、ジョニー・デップさんと一緒に作品を創ることについてどうお考えですか?
ティム・バートン監督
「シザーハンズ」以来、ジョニーとはいろいろな作品を手掛けてきましたが、毎回初顔合わせのような気持ちで仕事に取り組んでいます。彼に演じてもらったキャラクターは数知れませんが、毎回、あっと驚くような、そして素晴らしいキャラクターを生み出してくれるので、ワクワクするような作品になるのだと思います。私もスタッフも皆、ジョニーからは大きなエネルギーをもらっていますね。

Q:ジョニー・デップさんは、アリスのような強い女性は好きですか? また、日本の悩める若者へメッセージをいただけますでしょうか?
ジョニー・デップさん
女性に限らず、強いもの、つまり行動力や情熱、妥協しない精神を持っている人は素敵ですね。
若者へのメッセージですが、「自分を信じること」が大事だと思います。そして、自分が何をしたいのか、を真摯に考えることも大切です。その想いがあればどんなことも可能だと思うのです。私自身がそれを証明しています。幸運にも恵まれましたが、私は何もないところからスタートし、俳優としてここまでやってこられました。

フォトコール2
Q:ワンダーランドにいるような夢を見たことはありますか?
ジョニー・デップさん
私が見る夢は往々にして暗いですね(笑)。ティムもそうじゃない?(バートン監督に振る)
ティム・バートン監督
私は寝ないから!(笑)
ジョニー・デップさん
子どもの頃はよく、飛んでいる夢を見ました。でも大人になるにつれ、暗い夢に変わってきましたね。
ティム・バートン監督
先日、ゴジラ映画を観ながら寝入ってしまった時に、巨大なロブスターが出てくる夢を見ましたね(笑)。

Q:この映画を通して伝えたかったメッセージについてお聞かせください。
ティム・バートン監督
この映画を通して伝えたかったのは、若い女の子が自分探しをするという、いたってシンプルな物語。現実の世界で抱えている問題を解決するために、アリスは空想の世界を利用しているのです。

Q:「アリス・イン・ワンダーランド」は、バートン監督初の3D映画となりますね。
ティム・バートン監督
「アリス・イン・ワンダーランド」は、“3D”で撮るにはもってこいのストーリー。だからこそ、今回この作品をやりたいと思ったのです。ワンダーランドという、“何かが違う世界”を表現するには最適なツールでした。観客を映画の中に引き込むことができる素晴らしい技術だと思います。ぜひまた3D映画を撮ってみたいですね。

フォトコール3
Q:バートン監督とデップさんは作品を創る上で衝突することはありますか? そのような場合、どのように解決するのでしょうか?
ティム・バートン監督
衝突したら腕相撲で勝負するんですよ(笑)! 冗談はさておき、これまで長年一緒に仕事をしていますが、もめたり、反発し合ったりということは一度もありませんでしたね。おそらく、2人とも同じ目線で物事を見ているからだと思います。
ジョニー・デップさん
監督が仰ったように、意見が衝突したということはありませんね。私が思いついたことを台本に書き込んで、ティムに見せる。するとティムも全く同じことを書いていたりするんです。

Q:もしお2人がワンダーランドに迷い込んだら、どうされますか?
フォトコール4
ジョニー・デップさん
ず~っとそこにいます(笑)。
ティム・バートン監督
私はそこで2年間過ごしたから、そろそろ旅立つ頃だね(笑)。

Q:ジョニー・デップさんは今回の作品で「シザーハンズ」を彷彿させるようなメークで登場されますが、役作りについてお聞かせください。
ジョニー・デップさん
私の場合、変装やメークをすることで、より自分自身を出すことができ、役の中に入り込むことができるんです。子供の頃に観ていた映画の中で、尊敬する俳優は皆、役になりきることができるキャラクターアクターでした。例えば、ロン・チェイニー・シニア、ポール・ムニ、マーロン・ブランドなどです。
私は観客の皆さんに毎回違うものを提供したいと思っています。いろいろなキャラクターを提供し、常に興味を持っていただくことが自分の責任であると感じているんです。

Q:「アリス・イン・ワンダーランド」でアリスは19歳という設定ですが、何か意図はあったのでしょうか?
ティム・バートン監督
19歳という年齢は人生の過渡期であると思っています。自分自身が19歳だった頃を振り返ってみると、社会や周囲の人たちと折り合わないのではないか、という葛藤を抱えて悩んでいました。アリスは心に抱える問題を解決するために冒険をし、強くなり、自分はどういう人間かを知ることになるのです。

Q:ジョニー・デップさんは、これまでにも非常に変わった役を演じられていますが、繰り返しにならないようにするのは大変なことでしょうか?
ジョニー・デップさん
私は俳優として、人間観察が大事だと思っています。興味深い人がいたら、その人の立ち居振る舞いなどをスポンジのように吸収して、引き出しにしまっておくんです。それを役作りに生かして、毎回違ったキャラクターを演じることを心掛けています。
フォトコール

ファンイベント≪レッドカーペット・セレモニー≫ フォトギャラリー

ジョニー・デップさんとティム・バートン監督が、東京・恵比寿ガーデンプレイスの広場で行われた映画「アリス・イン・ワンダーランド」のレッドカーペット・セレモニーに登場。集まった約3,800人の大歓声に応えました。会場には、「赤の女王の城」のセットが高さ20メートル、幅23メートル、奥行30メートルの大きさで組まれ、映画の世界を再現。150メートルあまりのレッドカーペットを、デップさんとバートン監督が30分以上かけて歩きながら、終始にこやかにファンサービスに努めていました。
ファンイベント

ティム・バートン監督
皆さん本日はお集まりいただき、ありがとうございます。毎回来日する度に温かく迎えていただいて、美しい日本を楽しんでいます。皆さんも映画「アリス・イン・ワンダーランド」をどうぞ楽しんでください!

ジョニー・デップさん
皆さん、いつも応援してくださってありがとうございます。そして寒い中、ティムと私、「アリス・イン・ワンダーランド」という素晴らしい映画をサポートしてくださるために、このファンイベントにお越しいただいた皆さんに心から感謝しています。本当にありがとう!
ファンイベント2

また、レッドカーペット・セレモニーにはWBA世界フライ級チャンピオンの亀田大毅選手、弟の亀田和毅選手、映画の主人公・アリスの年齢にちなんだ19歳の女優・福田沙紀さん、谷村美月さん、日向千歩さん、モデルの山本美月さん、舟山久美子(くみっきー)さん、村田莉さん、赤谷奈緒子さん、七菜香さん、スイーツをモチーフにしたアクセサリーが人気の「Q-pot」のデザイナー、ワカマツタダアキさんが、日本人ゲストとして来場しました。
ファンイベント_ゲスト

アリス・イン・ワンアーランド_リポート

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