フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2010

制作発表記者会見2010.03.31 UP

川崎市の阿部孝夫市長(左)と東京交響楽団楽団長の大野順二氏(右)
川崎市の阿部孝夫市長(左)と東京交響楽団楽団長の大野順二氏(右)
7月25日(日)~8月15日(日)に神奈川県のミューザ川崎シンフォニーホールで開催される夏のクラシック・フェスティバル、「フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2010」の制作発表記者会見が3月30日(火)に川崎市で行われました。会見には川崎市の阿部孝夫市長と、川崎市のフランチャイズオーケストラである東京交響楽団の楽団長を務める大野順二氏が登壇しました。

公演概略

首都圏で活躍する9つのプロオーケストラが日替わりで登場する「フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2010」が、7月25日(日)~8月15日(日)、JR川崎駅前のミューザ川崎シンフォニーホールで開催される。2005年夏にスタートした同ホールの目玉企画は今年6回目を迎える。
普段は見られないリハーサルの様子が公開されるほか、指揮者によるプレトーク、プレコンサートなど、「ホンモノ」のクラシックコンサートを気軽に楽しめるような多彩なプログラムが用意されている。

≪登壇者あいさつ≫

阿部孝夫
川崎市市長 阿部孝夫氏
ミューザ川崎シンフォニーホールのシンボル事業でもある「フェスタ サマーミューザ KAWASAKI」は今年で6回目となります。キャッチフレーズは「オーケストラで、夏満開!!」。7月25日(日)~8月15日(日)の22日間に亘って開催いたします。

川崎市のフランチャイズオーケストラである東京交響楽団をはじめ、首都圏で活躍する9つのオーケストラによる11公演を中心に、トータル17公演というスケールの大きな音楽祭でございます。短期間にプロオーケストラの公演が集中してラインアップされているのが、本フェスティバルの大きな魅力の1つです。各オーケストラが毎年工夫を凝らしたプログラムを携え熱い演奏が繰り広げられます。

3,000円を中心としたお手頃なチケット料金、週末の昼公演、平日の昼間・午後8時のコンサートなど、各人のライフスタイルに合わせて公演を選んでいただけます。また、公開リハーサルや指揮者のプレトーク、70分のショートプログラムもご用意。8月10日(火)にはホールアドバイザーを務めるジャズピアニストの佐山雅弘さんが出演するジャズコンサート、「サマーナイト・ジャズ!」が開催されます。今年はクラシックだけでなく、ジャズも楽しめる音楽祭となっているのが特徴です。

コンサート以外にも、周辺のレストランなどと連携したサービスを提供、コンサートの前後に楽しんでいただける無料の展覧会も開催いたします。

大野順二
東京交響楽団楽団長 大野順二氏
私は東京交響楽団で23年間ヴィオラを弾いておりまして、ミューザ川崎シンフォニーホールでは何度も演奏経験があります。このホールはステージと客席が近く、お客さまがオーケストラプレーヤーを身近に感じていただけるのが特徴の1つです。

「フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2010」では、3週間に9つのオーケストラが競演しますが、大変やりがいのあることです。それぞれのオーケストラには音色をはじめ、様々な特色がありますので、短期間に聴き比べることができるのは貴重だと思います。東京交響楽団はミューザ川崎シンフォニーホールのフランチャイズオーケストラとして、また他のオーケストラを迎えるホストオーケストラとして、「いい演奏を!」と楽団員一同、気合いが入っています。

東京交響楽団は、7月25日(日)正午にユベール・スダーン指揮の下、「オープニング・ファンファーレ」を演奏。同日のオープニングコンサートでは、檀ふみさんのナレーション付きで、メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」の全曲演奏を行います。
8月1日(日)の「こどもフェスタ」では、飯森範親の指揮で魔法にちなんだ楽曲を披露します。
また、東京交響楽団はフェスティバル期間中の全公演、リハーサルを公開する予定です。本番直前の通し稽古になりますので、指揮者の指示の仕方や楽員の表情などが垣間見られると思います。
8月15日(日)のフィナーレコンサートでは、飯森範親の指揮の下、フランス音楽の名曲を演奏いたします。

≪質疑応答≫

Q.ミューザ川崎シンフォニーホールは、川崎市にとってどのような役割を持っていると思われますか?
川崎市市長 阿部孝夫氏
ミューザ川崎シンフォニーホールは、「川崎市民141万人の共通の宝」と言っても過言ではないでしょう。オープニングの年に、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団・芸術監督のサイモン・ラトル氏がホールについて、"It's a real treasure."と仰ってくれましたが、正にその通りであります。「音楽のまち」として街づくりに取り組む川崎市にとって、ミューザ川崎シンフォニーホールは、富士山に例えると、頂点にあたると言えます。

阿部市長(左)と東響楽団長の大野氏(右)
阿部市長(左)と東響楽団長の大野氏(右)
Q.「フェスタ サマーミューザ KAWASAKI」は今年で6回目を迎えますが、改めてこのフェスティバルを始められたきっかけについてお聞かせください。
川崎市市長 阿部孝夫氏
7月半ば~8月はオーケストラにとって端境期なのですが、その期間、ホールを空けておくのはもったいないということ。また、平成16年(2004年)4月にオープンしたミューザ川崎シンフォニーホールは、世界に誇れるホールとして階段を上り始めていました。そこで、首都圏の著名なオーケストラを集めて公演をしてみたらどうか、という声が持ち上がったのです。そのような経緯で、平成17年(2005年)夏に、「フェスタ サマーミューザ KAWASAKI」はチャレンジング・イベントとして始まったのです。

Q.この5年間「音楽のまち」として街づくりに取り組まれてきて、市民の反応はいかがでしょうか?
川崎市市長 阿部孝夫氏
3年前に実施したアンケート調査で、「川崎市が『音楽のまち』であることをご存知ですか」という問いに、50数パーセントの方々が「はい」と答えています。また、ボランティアグループの会合や叙勲の祝賀会、お祭りなど市内のどこかで何らかのイベントが催される時には、「音楽をやろうじゃないか」という声が上がっているようです。確実に市民の間に「音楽のまち」ということが定着してきていると感じています。

東京交響楽団楽団長 大野順二氏
東京交響楽団はミューザ川崎シンフォニーホールを拠点にしていますが、併せて、ホールに足を運ぶことが困難な方々のために、年間を通じて30回ほど市内で巡回公演や訪問演奏を行っています。今後も市民の方々と連携を取って、地域に根づいた演奏活動を続けていきたいと考えています。

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